3.3 DOSE [%](騒音ばく露レベルの許容限度に対する割合)について
騒音はレベルが高ければ高いほど、ばく露時間が長ければ長いほど、人体に大きな影響を与えます。日本産業衛生学会の許容濃度等の勧告により定められた許容量(許容限度)は、例えば、1日当たり8時間で85 dBです。DOSE [%]とは、許容量に対する1日にばく露された騒音の等価騒音レベル(騒音ばく露レベル)の割合で、以下の式で表されます。
一日ばく露量は作業者がばく露された等価騒音レベルLAeq(NB-14では1秒毎に保存)を作業時間の分だけ足し合わせることで得られる値です。許容量は上記で8時間、85 dBとして例示した基準時間や基準レベルから決まる値です。
DOSEが100%となった日は、それ以上騒音作業を行わないこととするのが望ましいとされています。