Audiometer

オージオメータ

健診機関や企業内診療所での聴力検査に最適。フルコードレスのオージオメータ

健診機関や企業内診療所での一般健康診断の選別聴力検査、騒音作業従事者の聴力管理に最適なコンパクトタイプのオージオメータ

世界初※1新開発の
ワイヤレス受話器※2
ワイヤレス応答ボタンにより、
フルコードレスを実現

オージオメーター
  • ワイヤレスのため接続コードによる煩わしさがなく、自由度の高い機器配置が可能です。 もちろん、コードの断線の心配もありません。
  • 聴力検査室内の被検者に対して、聴力検査室外に設置した操作部から、コードを接続せずに検査が可能※3です。
  • 操作部はACアダプタの他、電池でも動作します。受話器や応答ボタンとあわせて「フルコードレス」で使用できるため、使用場所の自由度が高まります。また、キャリングケース(別売)により、移動や収納も簡単です。
  • ※1 操作部、受話器、応答ボタンのそれぞれが中継器を用いずにワイヤレス接続するオージオメータ。2020 年 2 月現在(当社調べ)
  • ※2 耳覆い形イヤホン
  • ※3 当社製小型聴力検査室において、操作部を聴力検査室の窓を隔てて約5m以内に設置した場合。ただし、シールド仕様の聴力検査室など環境により使用できない場合があります。

使いやすさへのこだわり

使いやすさへのこだわり

特長

最大3人までの同時検査
(手動選別検査時)

最大3人までの同時検査(手動選別検査時)

受話器と応答ボタンを追加することで、1台の操作部で最大3人までの同時検査が可能になります。検査の効率化により検者の負担を軽減できます。

※ オプションの購入が必要です。

自動選別検査機能/
自動閾値検査機能

自動選別検査機能/自動閾値検査機能
  • 「スタートボタン」を押すだけで、自動的に検査が開始されます。
  • 自動選別検査の検査結果(所見あり/所見なし)は、LED表示により簡単に確認できます。また、自動閾値検査の検査結果は、ボタン操作により各周波数の閾値を表示できます。
  • 自動選別検査には、検査の正確性を向上させる「練習音提示機能」を搭載しています。
  • 検査音の提示間隔は、被検者の応答速度に応じて自動的に変化します。また、被検者の応答方法が適切でない場合は、検者にお知らせする機能を搭載しています。検査効率を高める当社独自の検査機能です。

その他の機能

  • 検査データ出力機能

    院内の上位システムへ検査データの送信が可能です※1。なお、当社従来製品(AA-58)を接続しているシステムでは、追加作業は不要※2です。

    ※ 1 専用ケーブルおよび処理用プログラムは別途ご用意ください。
    ※ 2 専用ケーブルは別途ご用意ください。

  • 環境騒音モニタ

    環境騒音が検査に与える影響を3段階(3色)のLED ランプで表示します。

  • 快適装着を実現した受話器

    オージオメータの受話器として「耳覆い形イヤホン」を初めて採用。当社従来製品(AA-58/AA-57)と比べ、耳への圧迫感が少ない構造のため、快適な装着感を実現しています。

    ※ 当社製オージオメータ標準付属の受話器として

  • 環境にやさしく、低ランニングコスト

    充電池と充電器を付属。乾電池使用時と比べ、電池の廃棄を大幅に削減するとともに、ランニングコストを抑えることが可能です。

    ※ 電池代および電気代(当社算出基準による)

  • 便利な機能を搭載

    ・ 「スタンバイ機能」と「オートパワーオフ機能」を搭載。電池の消耗を抑えます。
    ・ 操作部で、受話器と応答ボタンの通信状態と電池の消耗状態を把握することができます。
    ・ 定期/雇入は、ワンタッチで切り替えが可能です。
    ・ 検査条件は、使い方により測定周波数や初期検査モードなどを自由に設定できます。
    ・ 専用プリンタ(オプション)を接続可能です。

仕様

販売名 オージオメータ AA-K1A
類別 機械器具23 聴力検査用器具
一般的名称 コンピュータ制御オージオメータ
JMDNコード 41187000
医療機器分類 管理医療機器 クラスⅡ
特定保守管理医療機器 非該当
修理区分 非特定保守管理医療機器/第2区分
適用規格 JIS T 1201-1:2011 タイプ4、JIS T 0601-1:2017、JIS T 0601-1-2:2012、
JIS T 2304:2017、JIS T 14971:2012

検査機能

気導純音聴力検査

純音聴力測定範囲(単位:dBHL)
周波数(Hz) 250 500 1000 2000 3000 4000 6000 8000
気 導 最大(dB) 75 90 90 90 90 90 90 85
最小(dB) -10 -10 -10 -10 -10 -10 -10 -10
基準等価閾値音圧レベル(単位:dBSPL)
周波数(Hz) 250 500 1000 2000 3000 4000 6000 8000
音圧レベル 21.5 12.5 6.0 4.5 2.0 5.0 16.0 23.0

※基準等価閾値音圧レベルの値は、ISO389-8、ISO389-9に基づいた弊社の測定データによる。

周波数誤差 各周波数とも±2%以内
出力レベル誤差 250Hz~4000Hz±3dB以内、6000、8000Hz±5dB以内
聴力レベル目盛り -10~90dB
聴力レベルの変更 検査レベルアップ/ダウンボタン(上昇 : 5dBステップ、下降 : 20dBステップ)
全高調波ひずみ 2.5%以下
自動断続 断続/連続切替可、断続周波数2.2Hz固定
断続器 正または逆切替可
その他の音源 ウェイトノイズ : OOFF/40dB/60dB 切替可
自動閾値検査 検査周波数 : 250、500、1000、2000、3000、4000、6000、8000Hzの中から任意の周波数 の設定が可能
検査音レベル範囲 : -10~60dB、または-10~各周波数の最大レベルの切替可
1000Hzの再確認 : ON/OFF切替可
判定結果 : 操作部の7セグメントLEDに閾値レベルを表示
選別聴力検査
選別項目 気導のみ
検査順序 右1000Hz → 右4000Hz → 左1000Hz → 左4000Hz
判定結果 操作部に2色ランプ表示(緑 : 所見なし、橙 : 所見あり)
選別レベル 1000Hz : 30dB、4000Hz : 30dBまたは40dB
自動選別検査 標準/簡易 切替可 一人のみ測定可
データ入力機能 「所見あり」、「所見なし」
RS-232-C出力

別売のプリンタを接続することで、検査結果の印字が可能。または設定の変更によりコンピュータ等へのデータ出力が可能。

環境騒音モニタ
測定可能(緑色表示) 1000Hz 30dBSPL未満、4000Hz : 40dBSPL未満
測定注意(黄色表示) 1000Hz 30dBSPL以上37dBSPL未満、4000Hz : 40dBSPL以上50dBSPL未満
測定不可(赤色表示) 1000Hz 37dBSPL以上、4000Hz : 50dBSPL以上
それぞれ外耳道入口部の臨界帯域音圧レベル相当
受話器
耳覆い形イヤホン AD-W1

電源

電撃に対する保護の形式による分類 クラスⅡ機器、内部電源機器
電撃に対する保護の程度による装着部の分類 B形装着部
電源 操作部 : 電池使用時 6Vまたは4.8V(単三電池4本) ACアダプタ接続時 AC100V 50/60Hz 10VA
受話器 : 3Vまたは2.4V(単三電池2本)
応答ボタン : 3Vまたは2.4V(単三電池2本) (単三電池はニッケル水素電池又はアルカリ乾電池)

通信方式

周波数 920MHz帯
適合規格 ARIB STD-T108 920MHz帯テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備

大きさ・重さ

操作部 外形寸法 250(幅)× 150(奥行)× 50(高)mm 質量 約600g
受話器 外形寸法 230(幅)× 230(奥行)× 105(高)mm 質量 約560g
応答ボタン 外形寸法 37(幅)× 143.5(奥行)× 28(高)mm 質量 約60g

上記の質量は、電池を除いた全ての部品を含んだ質量

本体構成品

操作部、受話器、応答ボタン

付属品

ストラップ 1
マイナスドライバー 1
ACアダプタ 1
単3ニッケル水素電池(4個)付き充電器 1
オージオグラム用紙 RP-64B 1

主な別売品

イヤーパッド AD-W1-S32
キャリングケース AA-K1-S30
追加用イヤホンセット AA-K1-S32
PC接続ケーブル AA-K1-102
モバイルプリンタセット AA-K1-S33
プリンタ接続ケーブル AA-K1-103

キャリングケース(別売品)

持ち運びにも便利なキャリングケース
をご用意しています。AA-K1A/AA-K1B共通です。
追加用イヤホンセットに付属するケースを接合して、保管、持ち運びもできます。
キャリングケース

医療機器認証番号 AA-K1A:301AABZX00027000

ガイドライン対応製品紹介

騒音作業場の環境測定には、リオンの騒音ばく露計および各種騒音計をお役立てください。
また、騒音職場で従事する作業者に対する特殊健康診断などでの聴力検査には、オージオメータもご使用いただけます。
リオンでは、 厚生労働省が策定した「騒音障害防止のためのガイドライン」に基づく騒音障害防止対策のトータルソリューションを提供いたします。

個人ばく露測定に

騒音ばく露計

騒音ばく露計

騒音ばく露計NB-14は「騒音防止のためのガイドライン」(厚生労働省策定)に基づいた、騒音職場で働く労働者の騒音ばく露量を測定する機器です。測定後は専用のソフトウェアでデータをスピーディに処理し、グラフ表示・レポートを作成します。作業者の騒音ばく露量を個別に測定・管理することにより、騒音性難聴の早期発見・早期対応とともに耳栓・イヤーマフなどの騒音保護具の使用や発生源の低騒音化など効果的な対策を講じることが出来ます。

「騒音防止のためのガイドライン」(厚生労働省策定)により、騒音職場における作業者の騒音性難聴予防のため、作業環境に応じて個人騒音ばく露量測定も可能となりました。

  • 作業環境の測定
    (A測定・B測定)に

    騒音計

    超小型・超軽量の、
    高性能騒音計

    騒音計
  • 定期的な聴力検査・
    聴力低下の確認に

    オージオメータ

    健診機関や企業内診療所での聴力検査に最適。フルコードレスのオージオメータ

    オージオメータ
  • 作業場の騒音源の特定や
    低減措置の効果確認に

    アコースティックカメラ

    コンパクトな構成、現場で手軽に音源位置を特定

    アコースティックカメラ